合宿



2013年7月29日月曜日

人間文化学科 木内進平(期末レ��ート)

 4月から7月にかけて、「名著購読ー自分探しと現代社会ー」の授業を受けてきた。この授業で僕が得たものがいくつかあり、それらは僕の考え方を新しいものにしてくれた。
 まず、この授業では、少子高齢化、医療制度、国際問題など本当に多種多様なジャンルの現代の問題について話し合った。僕は、本当に今の社会は問題を山ほど抱えていることを改めて認識した。その中には知らなかったこともあったので、学ぶこともできて、とても有意義な時間が過ごせた。他にも問題はたくさんあるだろうから、焦らず正確に理解していきたい。      
 またこの授業で扱った問題を考えていたときにはっきりと分かったのは、どれも考えさせられるものばかりだったことだ。どの問題も単純に考えれば、答えが一つに見つかるというものはなかったのだ。例えば、少子高齢化一つとってみても、高齢者が多すぎて年金の負担が多くなるから、高齢者を減らすという考えは、できるはずがない。なぜなら、憲法にも人それぞれが人間らしく生きていける生存権が明記されているからである。このように必ず複数の答えがあって、それもどれを見てもその方向に話を進めれば何かしら別の問題にぶち当たる。このようなことばかりで授業中も終わっても自分の頭の中は、いろんなことを考えすぎて頭が痛くなることもあった。どれが正しいのかとずっと考えることが多かったように思う。しかし、今思えばこの授業は現代社会で起こっている問題を解決する策を時間内に考えること目標にしているわけではないと思う。そうではなく、現代社会の諸問題を様々な観点で覗いてみよう、すなわち客観視してみようとする授業だったのだろう。老子の「知足」の授業が、その例である。あの考え方自体は、現代の社会の問題とは関係が薄い。しかしあの思想は、現代社会の根底にある考え方に新しい観点をみいだすための回だったのだと思えば、納得がいく。そう思うと、今まで必死に考えていたことは、すべて無駄じゃなかったと思えるし、この授業を受けてよかったとも思える。
 また、この授業で現代社会について考える機会をくれたことにより、現代社会の問題について興味を持ち、ニュース番組をより見るようになった。このことも僕が、この授業を受けてよかったと思える部分だ。かつての自分はニュースを見ていても流し聞していたし、第一それほど現代の問題に興味をもっていなっかった。というより、欠点がある問題ばかりで今の社会のことを考えるのを放棄していた。しかし、今はそうではない。僕はこれからも今生きている世の中のいい部分と悪い部分の両方をひっくるめた現実をしっかり見ていく努力をしていきたい。
 僕は、この授業で学んだことは、今までの学生時代に培ったものとはかなり異なる。今の社会にある数多い問題を新しい見方でみることで、その問題自体がもつ意義を見つけられる可能性が広げる。そこからその問題の新たな解決策を見いだそうとすることで、社会が大きく成長できる。ということだと思う。いきなり実行するのはなかなか難しいが、僕はその第一歩の諸問題を理解することから始めたい。

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